暇人の雑学メモ代わり記事一覧

永遠の若さと永遠の命、それが不老不死です。不老不死は、古来から続く終わりなき永遠の夢として人々を惹きつけてやみません。歴史的な人物、権力者たち、呪術者や錬金術師たちが不老不死を求めた話は、今の世に数限りなく伝承されています。そしてなお、現代においても、空想小説やSFの世界に限らず、医学?生物学という科学の営みの中で「人、そして生き物はなぜ死ぬのか」であるとか「我々はなぜ老いるのか」というテーマにも...
現実のコールド・スリープも、かの映画と同様に料金はべらぼうに高いようですが、前払いなので会社がつぶれない限り契約不履行にだけはならないようです。お金はあるのだけど今の医学と医療のレベルでは、もう半年しか余命がもたないと診断を受けた人などが(意外なほど)利用しているようです。ただ医学・科学側の回答は(今のところ)人工冷凍睡眠の実現には疑間を示しています。人間の身体そのものではなく、精子の冷凍保存は一...
さて、徐福は不老不死の薬を手に入れたのでしょうか? 事実はわかりませんが、そのまま徐福は日本に留まったと資料に残されていますので、始皇帝が待ち望んだ薬が届けられることがなかったのは確かなようです。二〇〇四年の医学レベルをもってしても不老不死は実現していないのですから、徐福が嘘をついていたことは想像に難くないと思います。戻れば今度こそ殺されてしまうでしょうから、始皇帝のところへは戻れません。そのまま...
このような経緯があって、今の医学レベルでは一二〇歳までが肉体、特に脳の限界だといわれています。不老不死はやはり現代の医学レベルでは無理ですので、なるべく遅く老いて遅くに死ぬ、これを目標にしたいものです。そして私は、この考え方を『遅老遅死』と命名いたしました。不老不死に対して遅老遅死。遅老遅死は十分な知識と意志さえあれば、誰にでも実践できるものです。この本は皆さんとともに遅老遅死を目標として頑張るた...
世界の最高齢はフランスのカルマンさんでしたが、これとは別に、世界には三大長寿地区という場所があります。旧ソ連のコーカサス地方、南アメリカはペルーのビルカバンバ、そしてパキスタンのフンザ地区です。フンザはパキスタンでも北の方に位置します。別名は「桃源郷」と呼ばれていました。だいたいヒマラヤ山脈の西端のカラコラム山岳地帯にあり、標高が二五〇〇?三〇〇〇メートルくらいあります。峠をひとつ越えると政情不安...
話を進めます。泉重千代さんの記録は、 一九九七年に一三二歳で亡くなられたフランス人女性ジャンヌ・カルマンさんによって塗り替えられました。カルマンさんはチョコレートが大好きで一週間に一キロ(P)を常に食べていたそうです。また彼女も、泉重千代さんも、大変な愛煙家であったことは驚くべき事実です。普通は長寿の人が愛煙家なんてイメージがありませんね? それに甘いものも、健康を害するものと見られがちです。しか...
こらこら、あなたより年上の女性はもういませんよ―、という冗談はさておき、この短いインタビユーの中に、後ほど明らかにする遅老遅死への秘訣が隠されています。まずは重千代さんが適度のアルコールを飲み続けていたこと。次に異性が好き(女性の場合は男性ですが)と公言していたということです。また、後述しますが徳之島という環境も、重千代さんの長寿を支えたと思われます。一般には、飲酒。喫煙は身体に「百害あって一理な...
さて、再び不老不死の歴史です。アジアに目を向けると、有名なのは今から二二〇〇年ほど前の中国で活躍した秦の始皇帝です。中国大陸の膨大な国土を統一した最初の皇帝である始皇帝は、中央集権主義の法治国家を築き、万里の長城を将軍。蒙悟に建設させるなど数々の革新的な偉業を成し遂げました。しかし、晩年の始皇帝は自らの死を恐れ、あやしげな不老不死の思想に傾倒していきます。始皇帝はどうしても不老不死の霊薬が欲しくな...
太古の昔から、絶大な力を持った権力者はどれだけコストがかかつてもよいからと、不老不死の秘策を求めてきました。古代エジプト(エジプト古王国時代¨BC二七〇〇?二二〇〇年ごろ)は、太陽神ラーを崇拝する国家でした。エジプトの人々は西の彼方に没しても毎朝必ず東の空に現れて恐ろしい夜の間から解放してくれる太陽を神様としてあがめていたのです。第四王朝までは、太陽神宗教と王朝との間に対立もありましたが、古代エジ...
私は医師という職業柄、今まで何人もの方が亡くなられる現場に立ち会い、「残念ながら、○時○分ご臨終です」という言葉を口にしてきました。十分人生を謳歌して満足された方のご臨終でさえ、ご家族には悲しみと寂しさがつきまといます。それどころかまだ若く、人生にやり残したことが、まだ幼い子供を残して、愛する奥さんや旦那さんを残してと、悔しくて悔しくて仕方がない思いを残していく、そのような方が亡くなられることもあ...
本当に成功したいのであれば、まずは対人恐怖症を克服することが第一です。自分がどう生きるかよりも、自分が他人からどう見えているかが問題では、つねに周りの評価を気にしなければならず、本当の幸福感を得ることができません。「自分の人生は自分で決める」「失敗したらやり直せばいい」「成功者とは成功するまで失敗した人だ」人の評価を気にしていては、そんなに続けて失敗できないし、本田宗一郎氏や松下幸之助氏がそういう...
幼い頃から肌の弱いおばさんが、真剣な眼差しで私を見つめて言ったのです。身近にいるニキビに苦しむ人を助けることこそ、私が目指してきたものではなかつたのか……。それまで、まるでスポーツに取り組むような勢いで研究にまい進していた私の心に何かが芽生えました。医師として、私にはやるべきことが別にあるのではないか。何日も何日も、私は考え、迷い続けました。そして、〈開業かぁ?〉そんな思いがだんだんと大きく膨らみ...